自分の決めたルール
CMでソフトバンクの和田投手が「『1球なげるごとにワクチン10本』これがぼくの決めたルール」というのがあります。このCMを見るたびにはっとさせられる私です。
「自分の決めたルール」そんなもの毎日をだらだら過ごしている私にはないし、考えたこともない。しかも「これをやろう」と決意しても長続きしない。その結果、形に残ることなく後悔だけが残る・・・。
「イチローイズム」を読みました。「ぼくは4割の可能性がある選手の中にいるとは思います」と言い切るイチロー。私みたいのがこんなこと言ったらちょっと感じ悪いですよね。「あんなこと言って本当にできるのか?」「高飛車なやつ」って感じで。でもイチローが言うと本当にやりそうに思えるし納得してしまう。
この本を読んで今のイチローがなるべくしてなったというのがガンガンと伝わってきました。
「どんなときにも手を抜かず準備した自分がいたことは誇りに思います」
「自分でやることやろうと決めたことに対しては手抜きをしないこと。そこで手抜きをしていたら多分(野球の神様に)そっぽを向かれちゃう。おまえ、自分が決めたこともやれないのかという風に思われちゃう・・・」
イチローの強さ(フィジカルもメンタルも)は常に万全の準備を積み重ねていること、それが自信となっていること・・ここにあるんだなぁ。
「自分の決めたルール」を簡単に投げ出してしまう自分、手抜きしてしまう自分。そりゃぁ神様にもそっぽ向かれちゃうよなぁ・・・というわけでいい本に出会いました。
- 作者: 石田雄太
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2003/03/26
- メディア: 単行本
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